妊娠中の体重増加の目安について
妊娠中の体重増加...
それは赤ちゃんが成長している証拠であり、
母が赤ちゃんのために栄養を摂取しているのである。
モデルでスレンダーな完ぺきボディでマ●ジンの表紙を飾る女性でさえ、
妊娠すると太るのである。
いや...太るという言葉を使ってはいけない。
なんか「太る」という言葉はマイナスイメージがあるからだ。
今後は「赤ちゃんのために愛をもってを愛育している」略して、
「AAA(トリプルエー)」というのはどうだろうか。
(Akatyannotame Aiwomotte Aiikushiteiru)
なんかカッコイイし、
スタイリッシュでダンスも歌も上手いイメージがある。
今日はそんな嫁がAAAしている話の前に、
基本的な体重増加の目安やリスクについてご紹介します。
妊娠中の体重増加はいつから?
一般的には5~6ヶ月くらいから多くの妊婦さんが体重増加を感じるそうです。
理由は悪阻が治まる時期で妊娠前のように食事を取れるようになるからです。
それに加え、
ホルモンバランスの変化で脂肪が増え、水分が蓄積されます。
脂肪が増えることは外部からの衝撃を吸収するためであり、
赤ちゃんを守ることなのだ。
妊娠中の体重増加の目安
厚生労働省が出している体重増加チャートでは、
妊娠中の推奨体重増加量を下記のように示しています。
●やせ型の方:9~12キロ(BMI18.5未満)
●普通の方:7~12キロ(BMI18.5~25未満)
●肥満の方:医師に相談(BMI25以上)
自分がどのカテゴリーに入るかは、BMIを調べる必要がある。
BMI=妊娠前の体重÷〔身長×身長〕
妊娠前の体重48kgで身長152cmの嫁の場合だと、
48kg×(1.52m×1.52m)=22.5になり、
妊娠中に増えていい体重は7キロ~12キロになるのだ。
妊娠中に増える体重の内訳
妊娠中に体重が増えるといっても全てが脂肪になっているわけではない。
胎児、胎盤、羊水、血液、子宮、乳房の重さを加える必要がある。
●胎児:約3~4kg
●胎盤:約500g
●羊水:約500g
●子宮、乳房、血液:約4kg
上記の合計が約8~9kgである。
ここにプラスで赤ちゃんを守るための脂肪や水分を加え、
合計で7~12kgの体重増加目安に管理する必要があるのだ。
妊娠中の体重増加は少なすぎても大すぎてもいけない
体重増加が少なすぎる場合
極端に体重が増加しない場合、
低出生体重(2500g未満)で生まれる可能性があります。
また、十分な栄養が行き届かない場合、流産や早産の可能性もでてきます。
ただ、赤ちゃんは母体に蓄えられている栄養をしっかり吸収し、
しっかり育つことができます!
赤ちゃんはたくましいんです。
体重が増えないことを過剰に気にしすぎず、
かかりつけの医者に相談しましょう!
体重増加が大きすぎる場合
妊娠中の体重が増えすぎる場合、下記のようなリスクがでます。
●妊娠高血圧
高血圧やタンパク尿、むくみが出る症状。
重症化になると子宮や胎盤の血流が悪くなり赤ちゃんに十分な栄養が伝わりにくくなります。
●妊娠糖尿病
妊娠中に血糖が高くなる病気。
4000gの巨大児になる可能性もあり、難産や早産のリスクが高まります。
嫁のAAAについて
嫁の妊娠前の体重は48kg。
実はこの記事を書いてるときに初めて知った笑
そして妊娠悪阻でマイナス9kgになり夢の39kgになった。
嫁が「初めて肩の骨と出会ったわ」と言う程に痩せた。
だが、悪阻が終わったそこからの追い上げはすごい!!
2ヵ月でプラス8kgを達成したのだ。
現在妊娠25週目の7ヵ月。
通常なら妊娠前の体重を基準に考えると48kg+7~12kg増えていいのだ。
ただ妊娠悪阻での体重マイナス9kg貯金があるため、
現時点で妊娠前に体重になっている。
なかなか良い感じである。
しかし妊娠するとお腹周りや太ももに脂肪がついてくる。
触っていて気持ちいいほどに。
これは決して馬鹿にしてはいけない。
赤ちゃんを守るために脂肪がついているからだ。
そこに「最近太った?」などと言うものならば、
おそらく台所から包丁を取り出されるだろう。
ではなんと言うか?
AAAである。
「最近AAAした?」というとご機嫌で「うん♪」と返ってきて、
おそらく台所からデザートが出されるだろう。
ではでは。